近視と緑内障の関係・・・強度近視も緑内障も20人に1人⁉

近視と緑内障の関係・・・強度近視も緑内障も20人に1人⁉

●緑内障とは?

・「目の成人病」と言われるほど、中高年者に多く、40歳以上の20人に1人の割合でいると言われています。
・患者数は推定500万人、実際に治療を受けている患者様は、そのうちの約20%です。
・失明の原因の一つに挙げられています。

●緑内障の症状とは?

・視神経(見たものを脳に伝える神経)が弱って、物が見えにくくなってきます。
・初期の段階では、自覚症状がほとんどないため、自分が緑内障であることには気づきにくいです。
・病気が進行してくると、視野が狭くなってきますが、視力はなかなか落ちてこないので、見にくさに気づきにくいです。
・見にくさに気づいた時には、病気はかなり進んでしまっていることも少なくありません。

●緑内障はなぜ起こるのか?

・緑内障には、「視神経」と「眼圧」が関係してくるとされています。
・緑内障には、眼圧が高い緑内障と眼圧が正常な緑内障があります。
 眼圧が高い緑内障は、高い眼圧によって視神経が圧迫されます。
 眼圧が正常な緑内障は、視神経が弱っているため正常な眼圧でも視神経がより圧迫されます。
・視神経繊維が少しずつ消耗していくことにより、網膜からの情報が視神経を伝達しにくくなり、視野障害が起こります。

●緑内障は早期発見、早期治療が重要

・発見が早いほど、治療の効果がより期待できます。
・40歳を過ぎたら、眼圧検査と眼底検査を定期的に受けた方が良いとされています。

●緑内障になりやすい原因の中に強度近視があります!

・強度近視は進行すると、「病的近視」とも呼ばれています。
・病的近視は、眼底に様々な疾患をもたらし、視神経にも影響を与えます。

●近視矯正には様々な方法があります。

・近視を矯正するには、眼鏡やソフトコンタクトレンズ、LASIKなどの方法があります。
・それらの中でも、「オルソケラトロジー」は非常に有効な矯正方法です。
・「オルソケラトロジー」は、日中裸眼で過ごせるだけでなく、近年は「近視進行抑制効果」についても
 様々な施設で研究が進められています。
・緑内障や病的近視になってしまう前に、「オルソケラトロジー」で予防することは重要かもしれません。