コンタクトレンズを買う時の眼科受診率が、過去5年で大幅激減!その背景にあるのは……?

9月10日は「コンタクトレンズの日」。由来はコンタクトの「クト」と「9と10」の語呂合わせだそうです。この日にちなみに、毎年日本コンタクトレンズ協会では、コンタクトレンズ使用者の適正使用へ向けた意識調査を実施しています。そこで今回は最新の2019年度データと、5年前となる2014年のアンケート結果を比較。5年間で、気になる変化があることが判明しました。

ここ5年で眼科受診なしのコンタクトレンズ購入が増加中!

まず調査したのは、コンタクトレンズを購入する際の眼科検診の実施状況。通常大手のコンタクトレンズ専門店などに訪れると、まず眼科での受診を案内されることがほとんどです。そこでの検査結果をもとに装着指示書が発行され、それをもとにコンタクトレンズが処方されるのが一般的となっています。ただしこれは法的な義務ではなく、眼科検診なしでも購入することは一応可能なのです。現状コンタクトレンズを購入する人は、どのくらいの人が眼科検診を受診しているのでしょうか?2014年と現在の結果を比較してみたところ、驚くべきことが分かりました。

その一方で「一度も受診なし」という人は、2014年の15パーセントから9%に減っています。眼科受診を一度もしないことに対する危機意識は高まっているのかもしれません。

2014年ではコンタクト購入のたびに眼科を受診する、「都度受診」が60%。半数以上を占めていましたが、それが2019年になると25%と激減しているのです。現在主流となっているのは、「初回を含め不定期受診」(66%)。受診せずに購入する機会が確実に増えていることが分かりました。

本当に怖いのは装着指示書がないことではなく、眼科に行かなくなること!?

ちなみに調査元の日本コンタクトレンズ協会では、購入の際に必ず眼科で診断・処方を受けることを呼びかけています。その理由はコンタクトレンズを処方する際に「眼科を受診することで、視力や角膜のカーブだけでなく、眼疾患の有無や健康状態、涙の量やコンタクトレンズの動き、使用目的や使用環境などを総合的に判断する」ため。つまりコンタクトレンズによる眼のトラブルを避けるために、必要な措置とされているのです。

にもかかわらず、なぜここ5年でコンタクトレンズ購入時の眼科受診が減っているのでしょうか?その大きな原因と考えられるのが、購入場所の変化。2014年と2019年でデータを比較してみると、次のような結果となっています。

少数ながらも雑貨店が3%から6%と倍に。度が入っていないオシャレ目的のカラーコンタクトが売られているケースがあるようです。

まず注目なのは「眼科および併設店」が52%から44%に減っていること。そして「インターネット通販」(23→27%)と、「雑貨店」(3→6%)が増えているのです。インターネット通販や雑貨店の場合、眼科受診による装着指示書がなくても簡単に購入できるケースが多く、そのために眼科受診の機会が減っていると考えられます。

カラコンをネットで大量購入する人も多いと思いますが、そのたびに眼科を受診のも大変、という気持ちも分かります。

日本コンタクトレンズ協会では、インターネット通販などでの購入の際も、眼科での検診を受けることを推奨しています。また眼障害には自覚症状がなく進行してしまうケースが多いので、定期的に目の健康診断を受けるとよいそう。つまり問題なのは装着指示書がなく購入することよりも、眼科に行かなくなることで重大な眼障害の発見を遅らせてしまうことではないでしょうか。ちなみに眼科の定期健診は3か月に1度が理想だそう。忙しいと時間を確保するのも難しいと思いますが、コンタクトレンズユーザーの方は頭の片隅に入れておきたいものです。

【調査概要】
調査主体:一般社団法人コンタクトレンズ協会
調査実施日:2019年1月16日~1月23日
調査対象:15歳~59歳の女性(計2400人)
調査手法:インターネットによるアンケート調査
購買実態、眼科受診状況、廃棄方法などに関するアンケート調査をインターネットで実施
※予備調査としてCL装用や男女問わずに54,603名の調査を行った。

 

 

引用: https://news.nicovideo.jp/watch/nw5915523

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