キムタクが…驚きの声も

 

本日は、芸能人の「老眼」事情を見ながら、「老眼」とは何か見ていきたいと思います。

 

キムタクが…驚きの声も 「老眼」の発症時期・症状・治療法、なりやすい人は?

芸能人の「老眼」事情が、ネット上で話題になっています。俳優の木村拓哉さん(47)はあるテレビ番組で、2017年ごろから老眼の自覚症状が出ていることを明かしました。歌手・俳優の福山雅治さん(51)は映画の舞台あいさつで「戻ってみたい過去」を聞かれ、「老眼になる前」と回答。「(文字盤の小さい時計が)近くても遠くても見えない。もう、見えないまま使っています」と語って話題になりました。

また、アイドルグループ・TOKIOの松岡昌宏さん(43)は自身のラジオ番組で「老眼鏡デビュー」を告白。知人から渡された老眼鏡を装着したときのエピソードを明かし、「(視界が)クリアに見えた。驚きとショック」と心境を語りました。

これについてネット上では、「キムタクが老眼だと…」「アラフォーでも老眼になるのか」といった驚きの声や、「この症状すごく分かる」「私も40代半ばで老眼を自覚した」など、共感の声が多く上がっています。老眼にまつわるさまざまな疑問について、日本大学医学部付属板橋病院助教で眼科専門医の朝生(あそう)浩さんに聞きました。

遠視の人は早めに感じる傾向

Q.そもそも「老眼」とは何でしょうか。

朝生さん「老眼(正式名称は「老視」)とは、一言で表すと『加齢に伴う調節力の低下』です。目の中には、レンズの役割をする水晶体があり、厚みを変えることで遠くから近くまでピントが合うように調節しています。加齢によって水晶体が硬くなると、弾性が低下して厚みを変えられなくなり、調節がうまくできなくなります。これが老眼の主な原因です。

老眼が進むと、今まで見えていたパソコンやスマートフォンの画面、新聞などの手元で見ていた字がぼやけたり、ピントを合わせるのに時間がかかったりするようになります。症状がひどい場合、頭痛や肩こりの原因にもなります」

Q.老眼と「遠視」「近視」との違いは何でしょうか。

朝生さん「遠視や近視は“光の屈折”の状態を表します。外の光が目の中に入り、角膜・水晶体で曲げられて網膜に像を結ぶと物がはっきりと見えます。

小学生の頃、虫眼鏡を使って光を紙の上に集めたことがある人もいると思いますが、虫眼鏡が角膜・水晶体で、紙が網膜面とすると、イメージしやすいかもしれません。光が網膜の後ろで最も集まる(結像する)のが遠視で、網膜の手前で結像するのが近視です。老眼は先述の通り、調節力の問題であり、虫眼鏡の厚みを自在に変えられない状態と考えるとよいと思います」

Q.老眼の症状が現れるおおよその時期(年齢)と、自覚しやすい特有の症状を教えてください。また、老眼を発症しない人もいるのでしょうか。

朝生さん「40歳前後から、手元の見にくさやピントの合いづらさを感じるのが老眼の初期症状です。調節力の低下なので、『特に集中して何かを見た後に他の場所を見ると見えない』というときに気付くことが多いです。近視の人はもともと手元にピントが合っており、手元を見るために調節力をあまり使わないので老眼を感じにくいです。

ヒトの目には調節力を補う働きがあり、高齢になってもピント合わせにあまり困らない人もいますが、老眼は老化現象の一つなので、程度の違いはあれ必ず出現します」

Q.「若い頃の視力がよい人ほど、老眼になりやすい」という声もあるようですが、事実でしょうか。

朝生さん「老眼を訴える患者さんから『若い頃は視力がよかったんだけどねえ』と聞くことがありますが、遠視であった可能性が高いです。20代の頃は、眼鏡なしで車の運転や読書をすることに抵抗がなかったのだと思います。

眼鏡やコンタクトレンズをしていない状態の視力を『裸眼視力』といいますが、遠視の人は裸眼視力がよく、近視の人は悪いです。老眼は遠視の人が感じやすいので、『若い頃の視力がよい人ほど、老眼になりやすい』というのは、もともと遠視だった可能性が高いというわけです」

Q.「レーシック(視力矯正手術)やICL(眼内コンタクトレンズ)をすると、老眼になるのが早くなる」との声もあるようですが、事実でしょうか。

朝生さん「調節力の低下は水晶体の硬化が主な原因なので、レーシックやICLといった屈折矯正手術で老眼が早まることはありません。しかし、こうした手術を受ける人の多くは近視の矯正なので、遠くの見え方、つまり“遠見”重視で手術をしていると考えられます。老眼は遠視の人が強く症状が出やすいので、近視の屈折矯正手術を行うと老眼を感じやすいのはそのせいかもしれません」

Q.スマホの使用は、老眼の発症や症状に何らかの影響を与えますか。

朝生さん「スマホを長時間使うことで、一過性の調節力低下が生じます。眼精疲労▽ドライアイ▽同じ姿勢でいるため首や肩の負担が大きい――ことが原因です。『IT眼症』ともいわれ、若年者で多く見られます。水晶体の硬化は起きないので、本物の老眼ではありません」

Q.老眼の症状が早い時期に出やすい人の特徴とは。

朝生さん「ノートパソコンや帳簿の文字を見たり、裁縫などの細かい作業をしたりする人が、初期からの老眼を感じやすいと思います。また、遠視の人や近視矯正手術をした人、眼鏡の矯正が強い人ほど、老眼の出現とともに手元が見にくくなりやすいと考えられます」

進行は止められず…老眼鏡や治療を

Q.老眼の進行を止めることや治療は可能ですか。

朝生さん「老化現象の一つなので、残念ながら進行は止められません。手元の見づらさを解消する治療をしていきます。簡単な方法としては、老眼鏡やコンタクトレンズがあります。これらは体への負担が少ないので、まず試してみるとよいでしょう。外科的な治療としては、『老視レーシック』や多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が挙げられます。

レーシックは、角膜の形状を特殊なレーザーで変化させるものですが、意図的に若干の近視になるようレーザー照射のパターンを変えたり、多焦点性を持たせて老眼を感じにくくしたりする方法があり、白内障が進行していない世代に好適応です。

白内障手術は、もともと目の中にある水晶体を人工の眼内レンズに取り換える方法です。眼内レンズ自体には調節力はありませんが、2カ所以上にピントが合うレンズを入れることで、眼鏡なしでもある程度手元が見えるようになります。どの方法もメリット・デメリットがあるので、医師にご相談ください」

Q.老眼の自覚症状が出たとき、まず行うべきことは何でしょうか。

朝生さん「老眼による見にくさであれば、見たい物の距離を変えるとピントが合う可能性があるので、まずはご自身で距離を変えてみてください。しかし、他の病気による見にくさかどうか判断が難しいので一度、眼科を受診してください。また、日常生活に支障が生じなければ、経過観察でも医学的に大きな問題はありません」

Q.老眼と上手に付き合っていくために求められる意識・行動とは。

朝生さん「老眼を治療することは老化現象に逆行することなので、一種のアンチエージングといえます。目だけを治しても他の器官に障害があれば、日常生活に支障が出てしまうので、よい健康状態を保つことが大事です。老眼の治療も調節力が元通りになるわけではないので、治療する/しないにかかわらず正しい情報を得て、納得のいく治療を選択していただきたいと願っています」

  

引用: https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200409-00062891-otonans-life&p=1

YAHOO! JAPANニュース  大人んサー

 

 

「老眼」は誰しもが現れる症状ですね。仕組みを知り、いかに対応するかが重要ですね。
オルソケラトロジーでも老眼対策ができるとか、できないとか・・・

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