児童の近視患者数が20年前から3割増加! 子供の3人に1人が授業に支障とは!?

 

本日は、近視の進行抑制について、眼科医が述べた記事をご紹介いたします。

児童の近視患者数が20年前から3割増加! 子供の3人に1人が授業に支障とは!?

2020.12.09 10:00

こんの眼科

軽度から強度まで様々な近視患者を2001年から延べ3万人近く治療してきた、こんの眼科(院長: 今野泰宏、住所:さいたま市浦和区常盤10-7-11)のもとへ、児童の近視の相談や来院が近隣のみならず遠方からも5年前に比べ1.4倍に増えています。その希望に応えるため、近視進行抑制方法について最新の治療を提供しています。

【学校生活の変化で小学生の近視が進行】

児童の近視が進行しています。小学生の裸眼視力1.0未満が、20年前の4人に1人から最近では3人に1人に増えています。小学生裸眼視力1.0未満:令和元年(2019年)34.57%、H11年(1999年)25.77%

https://www.mext.go.jp/content/20200319-mxt_chousa01-20200319155353_1-3.pdf
厚労省データ 

原因としてスマホやタブレットの使用が増え、外で遊ぶ機会が減って太陽に当たる時間が少なくなったこと、さらに新型コロナウイルスの影響で家庭内で近くばかり見る時間が圧倒的に増加したことが考えられます。

【新しい近視抑制法】

今までの常識は近視になったらメガネをかけ、さらに進んだらメガネを強くすることでした。その一方で、できればメガネはかけさせたくない、スポーツや授業中にメガネはしたくないという小学生と親御さんの声が多くありました。そこで最新の児童の近視進行抑制法として、デュアルメソッド法の相談が急増しています。

近視治療のオルソケラトロジーという方法は、寝ている間に特殊なコンタクトレンズをつけ角膜を平坦化させ近視を治します。眼鏡や日中のコンタクトレンズがいらず、裸眼で生活できスポーツもできます。この方法は当初は一時的な近視矯正と考えられていましたが、いまでは近視の進行を抑制する治療法として再認識されています。一方でアトロピンという点眼薬も近視進行抑制の効果があるのが明らかになり、この二つを合わせて使用するデュアルメソッド法は、さらに近視進行が抑制できることが明らかになりました。

【こんの眼科が提供する近視抑制治療】

当院では児童の視力低下や日常生活をお聞きした上で、親御さんを含めた希望により眼鏡やコンタクトレンズをしなくても裸眼で生活を送るために、最新の近視進行抑制の治療を行っています。

オルソケラトロジーを使って治療すると、メガネだと100%近視が進むとした場合、オルソケラトロジーだと57%が進む、つまり43%は抑えられることがわかってきました。

オルソケラトロジーとアトロピンのデュアルメソッド法の場合、さらに効果が上がり、普通の眼鏡だと100%近視が進むとしたら、デュアルメソッドでの進行は41%となり、59%は抑えられることになります。 (自治医科大学 さいたま医療センター 木下望医師の研究論文、今野泰宏共著)。当院ではこれらの最新の近視治療により、児童の近視の進行を抑え、裸眼で見える生活を提供しています。

【院長からのメッセージ、今後の展開】

コロナ禍で外出自粛が続く中、授業や生活はパソコンやスマホなどデジタルデバイスで、近くばかりを見ることによる情報入力となっており、このような環境は近視の進行に影響があります。

そうした中、近視進行した児童や、近視進行をさせたくない親御さんからの当院への相談は今後も増えると予想されます。当院ではコロナ禍で近視人口の増加の状況、近視進行の抑制や対応などについて、マスコミの方の取材を随時お受けしております。是非一度お問い合わせ下さい。

【会社概要】
会社名 :こんの眼科
本社  :さいたま市浦和区常盤10-7-11
事業内容: 眼科クリニック
URL   : https://konno-eye.com    

 

引用:児童の近視患者数が20年前から3割増加! 子供の3人に1人が授業に支障とは!?

@Press

今年は特に、新型コロナウイルス感染拡大につき、外出自粛やオンライン授業、テレワークなどにより、室内で過ごすことが多くなりました。
これにより、近業や画面を見る時間が増え、近視が進行し、視力低下を訴える方が増加しているようです。
お子さまなどは特に、将来的に近視が進行するリスクもありますので、オルソケラトロジーやアトロピンによって近視の進行を抑制できると良いですね。