「自身もレーシック経験」眼科医の割合は

 

2000年に入り、日本国内ではレーシックがとても流行しました。様々な施設で広告を打ち、レーシックを受ける方々が急増しました。しかしながら、2008年頃の手術件数のピークを経て、徐々に減少し始めました。一説には、リーマンショックの影響による減少と説明する方もいます。一方で、おしゃれなメガネや快適な装用感を実現したコンタクトレンズの普及がレーシック手術数の減少の原因という方もいます。

実際、それら様々な要因が重なり合っていると思いますが、レーシックという選択肢を取る方は少なくなっているというのは事実です。

そんなレーシックについての記事をご紹介いたします。

 

「自身もレーシック経験」眼科医の割合は

近視矯正の手段の一つである、レーシック。アスリートなどがレーシックを受けたことを公表したニュースを見聞きした方もいるでしょう。一般にも普及している治療方法ではありますが、眼科医はどう考えているのでしょうか。AskDoctors で行った医師へのアンケート調査をご紹介します。ご自身が治療を検討する際の参考にしてみてください。

眼科医はレーシックを受ける?受けない?

調査結果をご紹介する前に、まずレーシックについて概要を説明します。

レーシック:角膜をレーザーで削って角膜のカーブを矯正する近視治療。日本では2000年から行われており、保険のきかない自由診療(自費)として受けられる。
手術後は眼鏡やコンタクトレンズを使う必要がなくなるというメリットがあるが、手術である以上リスクはあり、強い近視や乱視がある場合、目に近視以外の病気がある場合などは手術が受けられないことも。また、レーシックを受けても加齢によって老眼は始まるので、老眼になったら老眼用の眼鏡やコンタクトレンズが必要になることもある。

近視の人にとって、裸眼で遠くがよく見えるようになる治療は、日常生活の中で眼鏡やコンタクトレンズによって起こる大小さまざまなわずらわしさを取り除いてくれる、夢のような技術です。しかし一方で、眼鏡やコンタクトレンズによって視力が矯正できているのに、わざわざ角膜を削る必要があるのか?という声も。
眼科医はどう考えているのでしょうか。調査結果をご紹介します。(図参照)

結果は、回答者129人中125人(96.9%)が「していない」と回答。回答者の中にはそもそも自身の視力が近視の矯正が必要なほど悪くないケースもあり、「していない」と回答している眼科医がすべてレーシックに否定的というわけではありません。レーシックについてどう考えているかについても調査を行いました。

眼科医はレーシックをどう考える?

調査に協力していただいた眼科医には「レーシックについて、先生のお考えをお聞かせください」という質問もしました。コメントをご紹介します。

・若いうちに必要があればしてよいと思うが、………

 

—後略—

 

引用:「自身もレーシック経験」眼科医の割合は

YAHOO!JAPAN ニュース AskDoctors

  

 

よく耳にすることですが、眼科医はレーシックを受けている数が圧倒的に少ないですね。
レーシックが100%悪い手術ではないと思いますが、角膜を削るリスクとメリットを天秤にかけ、安易に決めずしっかり検討したいですね。